出場資格
- 18歳以上の健康な男女
※20歳未満の場合は、親権者の同意を得る事 - 有効な自動車運転免許証を有する事
- 競技規則を良く理解し遵守出来る事
競技中のレスキュー行為
- セクション内でのスタック車両へのリカバリ作業・車両牽引作業を認める
- 車体牽引箇所は、赤色または黄色のマーキングを施した牽引のために設計施工された部分のみ使用する事(牽引フック以外の部分を使用しての牽引を禁止とする)
- セクション内での車両に対して人力でのレスキュー作業(手で押す・車体へ掴まる等の行為)を禁止とする
- セクション内でのハイリフトジャッキを含むジャッキ類の使用を禁止とする
- セクション内でのスコップ類・ハンドウインチ・チルホールの使用を禁止とする
- セクション内でのワイヤーロープの使用を禁止とする
- 牽引用ロープは、ソフトカーロープタイプのものかファイバー素材の牽引用ロープを使用する事
- ウインチドラム内のワイヤーにおいてもファイバーロープとする事
- スタート時点に積載されている用具以外の使用を禁止とする
- 車両が横転したとオフィシャルに判断され競技続行が不可能または危険とみなされた時点で、すみやかにエンジンを停止し安全措置を執った上でオフィシャルの指示に従う事
※但し、一時的に横転状態になっても、外部からの助力無しに横転状態から復帰し安全な走行が可能な場合は、横転と判断しない場合が有る - 車両が横転したと判断された時点で競技終了しDNFと判定する
- セクション内で競技者が車両を降りる場合は、エンジン停止し確実な車両の固定措置をとる事(パーキングブレーキ・パーキングポジションの確認など)
DNFの規定(ゴール不能にて計時終了)
- コース内の金属製ポールに車体または車体から導かれる牽引用品の接触が確認された場合
- コース内及びコースの外周を識別するコーステープの切断があった場合
- 車両が横転したと判断された場合
- 規定時間内にゴール出来なかった場合
- セクション内に設けられる中間ゲートを規定時間内に通過できなかった場合
- オフィシャルからの指導に従わなかった場合
- DNFと判断された場合は最大制限時間の10分が記録される
競技に参加するための服装と注意点
- セクション内で車両を運転操作する場合はシートベルトを装着する事
- セクション内ではJIS規格以上の自動車用または自動二輪用ヘルメットを着用する事
- セクション内ではグローブを着用、及び、長袖・長ズボンを着用し、首から下の肌の露出をしない事
※半キャップ、軍手、工事用ヘルメットなどの使用は認めない - セクション内での行為が危険とみなされた場合や競技進行を妨げると判断された場合は警告を受ける
※警告を遵守しない場合は競技終了となり順位を最下位とする - 競技者はコーステープを跨ぐなどしてコース外へ出てはならない
車両安全規定
- シートベルトについては4点式以上のものを装着する事
※クローズドボディの車両に限り3点式のシートベルトも可とする - センターピラーの無いオープンボディ車両(例:三菱ジープ、スズキジムニーSJ-10、CJ-7)においては、6点式以上のロールケージを装着もしくはそれに準ずる措置をする事
※メーカー純正で4点式ロールケージ上方からフロントウインドウフレームの左右へ強度確保の為の補強支持部品がある場合は、6点式以上のロールケージ装着に準ずるものとする - ドアの取り外しは基本的には認めない
※ドアを取り外した場合は、4点式以上のシートベルトを装着し乗員保護のために強度のあるスチールパイプなどで保護策を講じる事。その場合は速やかに車外へ脱出できる構造を有する事 - オープンボディ車両においては天井部分の幌は取り外さない事
※天井部分の幌を取り外した場合は、セイフティネットで乗員の飛び出し防止策を講じる事 - 6点式以上のロールケージを装着し4点式以上のシートベルトの装着をする場合は、天井部分の幌の取り外しを認める
※バン型のクローズドボディを有する車両についても4点式以上のロールケージを推奨する - バッテリー端子が車体に触れてショートしないように絶縁処理する事
- オイル類・液体類のフィラーキャップは、緩みのないように確認しテーピング処理を施す事
- 車体の前後に十分な強度のある牽引部位を装備し、赤色か黄色でマーキングする事
※一部のジムニーには純正フックであっても強度が不十分な物があるので注意する事(牽引部分として認めない場合あり)
※リーフサスペンションの車両は、シャックルに赤色か黄色でマーキングする事により牽引部と設定する事も出来るが、これは現在においての暫定的な判断であるので、専用に牽引箇所を設ける事を推奨する
※モディファイクラス車両などで牽引フックの設定の無い車両は、牽引フックの代わりに牽引可能な箇所に赤色または黄色でマーキングする事 - 以上の条項を満たしても牽引フック強度、ロールケージ強度、車体形状などで十分な安全確保がされていないとオフィシャルが判断した場合は、出場をお断りする
- 車両用消火器を装備する事を推奨する
同乗者について
競技経験の少ない方の為に、以下のルール追加を行う
- 競技が初めてで1人での運転が不安だと感じる方は、経験者の同乗を認める
※但し、競技の安全な進行を指導する目的に限る - 同乗者もヘルメット・グローブ・長袖長ズボン・シューズの着用が必要である
- 同乗者の方の名前はリザルトには記載されない
- 受付時に同乗者希望の旨を申告する事
- エントリーフィーに変更は無いが、申込書・誓約書の記入が必要となる
シリーズ優勝規定
「Round 3」を終えてポイント首位と同一ポイントのチームが複数あった場合は、シリーズチャンピオン決定戦を同日に行う。シリーズチャンピオン決定戦は、1つのセクションを用いて通常ルールで行う。
チャンピオンシップシリーズ優勝規定について
XCT-Dualチャンピオンシップシリーズ優勝の条件は以下とする
- 「北海道シリーズ」「本州シリーズ」を含む最低2つ以上の大会に出場している事
- 「XCT-Dual 本州シリーズ Round 3」に出場している事
- 上記条件を満たす中でシリーズランキングが最も上位のチーム
※「XCT-Dual 本州シリーズ Round 3」を終えてポイント首位と同一ポイントのチームが複数あった場合は、シリーズチャンピオン決定戦を同日に行う。シリーズチャンピオン決定戦は、1つのセクションを用いて通常ルールで行う。