競技概要
定められた競技ルート(以下セクションと呼ぶ)を競技車両二台1組で構成されたチームがスタート地点からゴール地点まで通過し、その所要時間を計測します。
時間によって1位から始まるセクション順位を決定します。
複数のセクションを設けて、それぞれのセクションで決定された順位を合計し、セクション数で割った数字の上位から順番に総合順位を決定します。
チーム構成
二台で1チームを構成します。
チーム構成条件を以下のように定めます。
まず参加車両を以下の二種類のカテゴリーに分けます。
ストッククラス車両公道走行可能な車検証が発行されて車検有効期限内である一般市販の四輪駆動車
モディファイクラス車両
主に競技専用に設計されたレース用四輪駆動車
※一般市販の車両であっても車検有効期限外の車両はモディファイに含まれます。
その上でチーム構成条件を以下のように定めます。
- モディファイ車両+モディファイ車両でチームを構成する事は出来ません。
- ストック車両同士はOKです。
- ストック車両+モディファイ車両の組み合わせはOKです。
- チーム名は特に定めず、選手両名の氏名とゼッケン番号で識別します。
競技詳細
1セクションの競技制限時間は10分とします。
制限時間を過ぎてもゴールできない場合は、そのセクション順位を最下位とします。
セクション内に設けられた中間ゲートを3分内(5分内とする場合もある)に二台とも通過できない場合は、その時点で競技終了し順位を最下位とします。
※中間ゲートの通過とはスタートからゴール方向への通過を指す。
中間ゲートの設定が無い場合は、10分以内にゴールすればゴールしたとみなされます。
スタートゲート地点に位置するスターターの合図により競技時間計測を開始し、同時に競技車両がスタートします。
※スターターによる合図前のスタートゲート内の侵入はフライングとし、再スタートとする。
全ての車体および積載物および競技者がゴールゲートを通過した時点で計時を終了し、数字をオフィシャルタイムシートへ記入する。
エントラントはオフィシャルタイムシートに記入された数字を確認し、オフィシャルタイムシートへサインをする。
※車両がすでにゴールゴールゲートを通過していても、車体から脱落した部品や積載物や競技者がセクション内に残留している場合はゴールとならないので、計時を終了しない。
※計時を終了していなければゴールからコースへの再進入ができる。
ゴールをいったん通過してもUターンして後続車のレスキューへ向かう事ができます。
コーステープの切断があった場合は競技終了とし、順位を最下位とします。
セクション内に設けられたポールへの車体、及び、車体から導かれる牽引用品の接触は競技終了とし、順位を最下位とします。
車両が横転したとオフィシャルに判断された時点で競技終了とし、順位は最下位とします。
ジャンクション設定
セクション内に分岐点(ジャンクション)を設けられている場合、ジャンクションでは必ず各車が左右に分かれて通過する事。
ジャンクションを通過した後は逆走によってジャンクションを超えてスタート方向へ戻る事は出来ません。(分岐点は一方通行)
ジャンクション通過後のルートはコース難易度が変えてありますので、それぞれの競技車両がどちらを走行するかは任意に選択してください。
ゲート設定
セクション内にゲート(イエローテープでコース左右が区切ってある区間)が設定されている場合があります。ゲート入り口にゲート表示が掲示されていますので、入り口から出口に向かってゲートを通過してください。
イエローテープで区別した区間から進行方向の車体後端が通過した時点でゲート通過とします。
Aゲート,Bゲートとなっている場合は、それぞれのゲートを別々の一台が通過すれば良い事とします。
(例)
- Aゲートをジムニーが通過し、且つ、Bゲートをランクルが通過した→OK
- Aゲートをランクルとジムニーが通過したがBゲートは通過しなかった→NG
A1,A2、B1,B2とゲートが設定されている場合は、A1→A2ゲートの順番に通過してください。同じくB1→B2ゲートの順番に通過してください。
この場合A1→B2の通過でもB1→A2の通過でもOKです。要は二台の競技車両がAとBの二手に分かれて通過すれば良いです。但し1→2の順番は守ってくださいと言う事です。